どうも波海です
「一縷」
今も見えるよ 君といたこと
Music&Wrods : 波海
Illustration : Amelia(http://vaxtusyurei.wixsite.com/amelia01)
Singer : 旭音エマ
誰かに届くことを願ってます
青くしかならない空を見ていた
今日こそ君を誘おうと思うんだ
笑う面影が離れなかった
この思いの名前も知らないまま
いつか知ってしまったんだ
いつか死んでしまうことが
どうせ終わりを描くなら
ここでいいんだ
秘密も内緒もフェンスの先も
全部死ぬための準備だなんて
僕にはとても思えなかった
口に出せずに青が降るから
草葉に溶けてこの夏で待つ
佇む君の隣に立てど
言葉は詰まる夕はしぐれる
白く揺れる恋を見る
さよならまでを数えてる
高く吊り上がってく雲を見ていた
今日こそ君に言おうと思うんだ
笑うことしか出来なかった
この淋しさに取り憑かれたままで
何故か分かってしまったんだ
明日死んでしまうことが
何も出来やしないままで
あの花は咲くかな
帽子も目印も繋いだ手も
全部さよならの代わりだなんて
それではとても足りやしなくて
強く握った君の手だけを
消えゆく中でただ鮮やかに
やまない青を恨む茜か
時は過ぎてく僕は透けてく
淡く散る花びらが舞う
さよならだけを数えてる
咳き込む手に血を握ったまま
最期まで描くのは君でした
一つ一つまた離れていく
引きずり歩けど夏影を出れないまま
どこへもいけずまた青は降る
あの風を待つこの手に一縷
いつかの花火 溶けてくアイス
今も見えるよ 君といたこと
あの夏に手を伸ばした
まだ僕は
口に出せずに声も枯らした
来る筈もない君だけを待つ
強く握った君の手だけが
翳る中ただ一つ確かだ
青に嵐をこの影に陽を
君によく似た声が聞こえる
振り向く 眼を見開く
頬伝う青を数えて
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